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まず、DQ7で最強クラスの装備として出てくる、精霊の加護を受けた武具の名前をアルファベットにするとそれぞれ

ochearno(オチェアーノの剣)
gaiarla(ガイアーラの鎧)
tolenerd(トルナードの盾)
fuego(フエーゴの兜)

になります(オリジナルであるPS版7公式ガイドより)。調べてみたらこれ、リメイクの攻略本には一切載ってないんですよね。DQ6のほうは新しく英字つづりもきちんと設定してあったのに、なんでだろ?ってのはまあおいといて。

この4つをごちゃまぜにして、改めて組み替えると以下のような文がつくれます。

Alefguard clone Roto hero again.
(またはRoto hero clone Alefguard again.)
アレフガルドは再びロトの勇者を複製した。
もしくはロトの勇者は再びアレフガルドの複製をつくった。

Oratorio no change Alefguard lee.
オラトリオ(聖譚歌)はアレフガルドの滓(おり)を変えなかった。
もしくは、アレフガルドの庇護を変えなかった。

Galai hear neo age or cold fortune.
(またはneo fortune or cold age)
ガライは新しい時代、あるいは冷たい運命を聴いた。
(新しい運命あるいは氷河期を聴いた)

I left dragongaea chrono aureole.
私は時間の光輪に大地の竜(ドラゴンガイア)をおきざりにしてきた。

Ragnaroc gone aureole a hot field.
(またはRagnaroc aureole Engo a hot field)
ラグナロク(神々の黄昏)は光輪を灼熱の地にした。
(ラグナロクの光輪はエンゴウを灼熱の地にした)

Agiro rune calendar hate fool ego.
アギロの魔法の暦は愚者のエゴ(自我/うぬぼれ)を嫌う。

Ocean glue a fit hero dragoon.
海はドラゴンにふさわしい勇者(英雄)をつないだ。
もしくはoをゼロに見立てて、
Ocean glue 0 a hero fit dragon.
海は一人の勇者とつながったドラゴンを零につないだ。

A ranger life touch a dragoon lee.
一人のレンジャーの生命が竜の滓(おり)に触れる。

主語と目的語の位置は確定的ではないものも多いですが、私の解釈としてはこんな感じ。

すべて偶然の一致である可能性ももちろん捨てきれませんが…複数にロト関連の単語が入っているのを見るに、キャラバンハートや漫画版エデンの戦士たちといったスピンオフ作品だけではなく、DQ7はもともとロト編と密接につながっている世界設定だったと考える方が自然なように思います。

そして、あくまで私の推測にすぎませんが、DQ7はDQ2を歴史の最後におくロトシリーズと、DQ6を最初の時間軸とする天空シリーズをつなぐための世界で、ロトの勇者(太陽の象徴/唯一絶対の光そのもの)から天空の勇者(人間や地球の象徴/光(神)と闇(魔)、どちらの可能性も持つもの)への交代劇になっていたのではないか。そんなふうに思えるのです。DQ7のオリジナル、PS版のときのキャッチコピーは「ひとは誰かになれる」。もしかしたら、そんな意味もこめられていたのかもしれないと。

DQ7の物語の中で、キーファは太陽のようだと言われていました。この太陽というのはロト編でのローレシアの王子のポジションとも重なっていて、そのバトンを受け渡された形になる7の主人公…地球や人間の象徴になるのは、サマルトリアの王子にあたるんじゃないかと私は考えました。ちなみに月は言わずもがな、ムーンブルクの王女です。

ローレシアの王子は呪文をまったく使えません。言い換えると「魔(闇)」を持っていなかった。キーファもまた、魔力をいっさい持たない存在です。途中離脱するからというだけの理由ではなく、ローレシアの王子との関連によるものでは…?というのが自分の妄想に近い推測。

また、もしも7の主人公をサマルトリアの王子と仮定すると、DQ7の歴史にはロト(の魂)の空白期間が一部できてしまうことになります。なぜなら、7の主人公は、過去から魂を飛ばされてボルカノとマーレの子として生まれてきた存在だからです。

キーファが過去に残ったのは、この魂の空白期間を埋めるために、勇者の血が導いた故だったということではないでしょうか(もちろん、残された者たちの想いやら何やらで、感情として一発殴らせろとなるのがそれで変わるわけでもありませんが…笑)

こういった考えもあって、私はキーファ=オルゴ・デミーラ説を支持していません。オルゴ・デミーラは、おそらくですが神様のほうと対になってつながっている(神の一部)と考えています。だから神を復活させるということが魔王の復活にもつながってしまったし、魔王が神になりすまし入れ替わる事態になってしまった。

そしてもうひとつ。
DQシリーズ内での時間経過としてはDQ2→DQ7→DQ6という歴史の流れになっていて、2から7の過程でアレフガルドとDQ3の元世界(勇者のいた側の世界)は融合したと私は推測していますが、これはリアル世界のほうのギリシア神話、アトランティスとポセイドンのエピソードによるものです。

アトランティスは神々の子孫がおさめていた国ですが、時代がくだるにつれ信仰は薄れ、神をおろそかにして人々は堕落しました。海神ポセイドンはそれに怒り、アトランティスを海底に沈めます。けれど、一部の心正しき人は救われ神の国に導かれました。

さて、キャラバンハートにおいて、ローレシアとサマルトリアとムーンブルクは勇者がいなくなった後の時代に失われた国として出てきます。で…DQ7本編も海が主体のお話。サブタイトルは「エデン(Eden/聖書における神の楽園)の戦士たち」。DQ6の海底にはそのままズバリ「ポセイドン」と「アレフガルドをおさめていた」ルビスがいます。 また、DQ6のボス名を組み替えると、ローレシア・サマルトリア・ムーンブルクの地名が出てきます。

これらを合わせて考えると、偶然のひとことで片付けるのが難しいように思うのですが…。
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華果 由空(ゆそら)
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自己紹介:
DBとDQ(特に6)とクロノトリガーが好きです。
DQ10では見た目6主の「ソール」というキャラをメインにまったりプレイ中。
DQ10発売とほぼ同時期にサイト関連のファイルやメール合切の入ったPCが故障してしまい、ついったで細々呟いたりごくたまーにイベント参加するだけになった経緯があります。
ついったアカウントはこちら→ https://twitter.com/yusorak
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